川島織物セルコンって会社ご存知ですか？

UPDATE: 2018.04.07

京都市左京区にある天保14年(1843)創業の老舗織物メーカーで、明治24年には宮内庁御用達になりました。現在はＬＩＸＩＬのグループ会社になっています。
先月、市原工場に見学に行ってきました。

カーテンなどのインテリア商品はもちろんのこと、着物や帯、お相撲さんの化粧まわし、舞台の緞帳（どんちょう）や旗などの伝統美術工芸品は川島織物さん技の結晶。国立劇場や歌舞伎座の緞帳も川島さんのモノづくりの技術が詰まった作品のひとつです。

たまたま見学のときに作成中だった緞帳は、宝塚歌劇場の舞台に4月からお目見えするとのこと。
長い織機をを前に職人さんが1本1本横糸を通して織り上げていきます。まさに職人技！
また、100回記念を機に新調されたのが、毎年甲子園球場で開催されている高校野球の深紅の大優勝旗。
｢この織機で織っていたんですよ｣と指さす先には、まだ赤い縦糸が残ったままの織機が・・・。なんかこの会社って凄い！！とおもわされました。
工場内撮影禁止だったので、写真で紹介できないのがざんねんです。
私たちが普段の生活や暮らしに普通に取り入れているインテリア商品。いろんなメーカーがありますが、川島織物さんのこだわりの技術とモノづくりへの情熱は確かですね。
梅田のグランフロント大阪にインテリア商品のショールームがありますので、良かったら覗いてみて下さいね。

川島テキスタイルスクールワークショップ
こちらの工場の隣には、スクールがあります。染色や織に関する専門学校です。
一般向けにはワークショップが開催されています。
数日から数週間かけて学べる楽しい講座が用意（有料）されています。通えない人のために宿泊施設もあります。興味のある方はお問い合わせを！ＷＥＢから申込できます。

http://www.kawashima-textile-school.jp/